Gamecat.com > 2002年 > 10月の目次 > 10月15日(火)
  共通言語の重要性

トゥールーズ (フランス)

 


妙にアンニュイな近所のネコ。動物たちはバベルの塔を築かなかったので、今も共通の言語を話すというが…

共通言語を持つことがいかにの重要かを身を持って感じている。

例えば今日は、新しく知り合ったスペイン人たちと、セルバンテスが近代文学に及ぼした影響や、ガウディの建築の先進性について延々と語り合った。

こんな文化的な会話ができるのも、お互いに共通の言語として、英語を学んでいたからだ。

英語ができず、フランス語もまだあまりできない人とのコミュニケーションはどれほど困難だろうか。片言で話が通じたとしても、文化的な情報のやり取りはまったく無理だろう。

だが、それをもどかしいと感じながらもあきらめない前向きな雰囲気が教室にあるのがうれしい。

フランスに来てから何度かこういうことがあった。ぼくがまだフランス語が話せないとわかると、「英語はできるか?」と聞いてくるのだ。「そりゃ余裕だよ」と答えると、聞いた方ができなくて、「あーうー」といってたりする。自分が話せないのに、人には英語ができるかと聞いてみる、なんとも妙な光景だ。だがこれも、なんとか会話を成立させたいという前向きさからくるものなのだろう。

 

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