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| リーバイスなのか、なんなのか |
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トゥールーズ (フランス) |
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10年間もはき続けてきたジーンズがついに寿命を迎えた。 ひざが破けてしまって、この冬を越せそうにない。おまけに、長年はいてきたので、全体に生地が薄くなっている。 これではこれからのヨーロッパ放浪生活を乗り切れないと思い、仕方なく新しいものを買うことにした。 というわけで、おしゃれ通りまでジーンズを買いに出かけた。 何箇所かカジュアルな服屋を見るが、どこも今ひとつ決め手に欠ける。種類も少なく、選択肢に乏しい。特にこういうアメリカ的なものを探すときは苦労する。 ぼくがほしかったのは、かっこよく色落ちしていて、シルエットはベルボトムのものだ。ちなみにフランスではベルボトムのことをエレファン(象)と呼ぶようだ。象の足に見立てているのだろうか。 最後に入ったリーバイスの店でようやく気にいったものが見つかった。黒のジーンズは青よりもヤワい印象なので今まで避けていたのだが、これは縦に色落ちしそうで、シャープな感じだったので、購入することにした。 メーカーは LEE リーだ。この店ではリーバイスの看板がかかっているのに、リーバイスなんてどこにもない。どういうことなのか、売っているものはほとんどが LEE だ。 フランスではアメリカ製品はやや値段が高めだが、ぼくが買ったのは74ユーロと、まあまあお手ごろ。EDWIN も少し並んでいたが、これは日本製ということが売りらしく、異様に値段が高い。140ユーロ以上もする。 試着するとわずかにすそが長かったので、直してもらうことに。引き換え券はメモ帳に手書き。そして買ったのは LEE なのに、なぜか堂々とリーバイスと書く店員。 すそ直しは4ユーロ。明日の夕方に仕上がるとのこと。
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