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走行距離 8625km |
Răşnov |
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| * 中世の本当の姿を教えてくれる名城 | |
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ブラン城からの帰り、もうひとつの名城、ラシュノフ城に立ち寄った。 ここは、まったく観光開発がなされておらず、街並みというようなものもないし、城に案内する看板のようなものも出ていない。 なので、適当なところに車を停めて、とりあえず山にのぼっていける場所を見つけ、踏み入った。 その道はとんでもない獣道。むしろ、雨の流れが作っただけの溝だったのかもしれない。木々をかき分けながら、なんとかのぼっていく。途中で出会ったジプシーの子供たちに道を聞くと、この道で大丈夫だと、身振りで教えてくれた。 ようやく広い道に出ると、車道があって、どうやら車で来ることもできたらしいと判明。まあ、駐車場代を節約できたということで、納得した。 さて、この城はすばらしい。規模もかなりのものだが、中は本当に中世の様子を今に伝えている。ほとんどが瓦礫の山で、再建が終わっている場所はわずかしかないが、中世の家並はまさにこんなだったんだと、ぼくの知識は合点した。 再建作業も、ゆっくりと進められているようで、数人の人たちが働いていた。 中には土産物店もいくつかあるが、まったくやる気がないらしく、日向ぼっこしながらすごろくで遊んでいた。 ここは訪れる人も少ないようだが、本当にすばらしい城だ。ブラソフに滞在するなら、ぜひ来た方がいい。 さて、帰り道、舗装された明るい道を通ろうかと思ったが、下りてから迷っても困ると思いなおし、来たのと同じけもの道を通ることにした。ところが、けもの道が何本もある。どこからのぼってきたのかわからない。そういうわけで、やっぱり迷ってしまった… ぬかるみや急斜面をなんとか通り抜け、ようやく街まで戻ってきたが、そんな話は別におもしろくもないと思うので、書かない。 (2004年9月13日)
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