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   ラシュノフ城

走行距離 8625km
訪問都市     28

 Răşnov
(ルーマニア)

 

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* 中世の本当の姿を教えてくれる名城


ラシュノフの街から見上げたところ。まったく観光開発がされていない。ちなみに、これはぼくの車ではない


この街全体がカオスだ


城に行く道もなく、けもの道を上って行った


ついに姿を現した! 相当な名城だ!


城壁はこんな感じ。崩れかけなのがすばらしい!


見上げるばかりの塔


てくてくと歩いていくと入り口がある。ここまで、なんの案内も出ていないのがすごい


右手に入ると入り口があるが、まったくなんの案内もない。このやる気のなさがイイ!


中に入ると、本当の中世に出会うことができる


さらし台。首と両手を入れて固定されるのだ。さりげなく、すごいものが展示してある


これは両手両足をかせにはめて、逆さ吊りにする道具。そして、股の間からノコギリでぎこぎこやるのだ!


ふたりのトルコ人の捕虜に17年がかりで掘らせた、深さ146メートルの井戸。かなり大きい


なにがあるわけでもないが、こんな場所に入れるのがすばらしい


小さな塔の下には、なぜか骸骨が…


これこそ、串刺し公の行った、背骨串刺しの刑だ!


ネコが三匹、ごった寝


奥のほうは、再建工事のまっ最中だ


手付かずの場所は、いまだ瓦礫の山


再建工事はあくまでローペース。むしろ瓦礫を増やしている気がする


街を見下ろす。はるか彼方まで農地が広がっている


裏手はまったくの森。難攻不落

ブラン城からの帰り、もうひとつの名城、ラシュノフ城に立ち寄った。

ここは、まったく観光開発がなされておらず、街並みというようなものもないし、城に案内する看板のようなものも出ていない。

なので、適当なところに車を停めて、とりあえず山にのぼっていける場所を見つけ、踏み入った。

その道はとんでもない獣道。むしろ、雨の流れが作っただけの溝だったのかもしれない。木々をかき分けながら、なんとかのぼっていく。途中で出会ったジプシーの子供たちに道を聞くと、この道で大丈夫だと、身振りで教えてくれた。

ようやく広い道に出ると、車道があって、どうやら車で来ることもできたらしいと判明。まあ、駐車場代を節約できたということで、納得した。

さて、この城はすばらしい。規模もかなりのものだが、中は本当に中世の様子を今に伝えている。ほとんどが瓦礫の山で、再建が終わっている場所はわずかしかないが、中世の家並はまさにこんなだったんだと、ぼくの知識は合点した。

再建作業も、ゆっくりと進められているようで、数人の人たちが働いていた。

中には土産物店もいくつかあるが、まったくやる気がないらしく、日向ぼっこしながらすごろくで遊んでいた。

ここは訪れる人も少ないようだが、本当にすばらしい城だ。ブラソフに滞在するなら、ぜひ来た方がいい。

さて、帰り道、舗装された明るい道を通ろうかと思ったが、下りてから迷っても困ると思いなおし、来たのと同じけもの道を通ることにした。ところが、けもの道が何本もある。どこからのぼってきたのかわからない。そういうわけで、やっぱり迷ってしまった… ぬかるみや急斜面をなんとか通り抜け、ようやく街まで戻ってきたが、そんな話は別におもしろくもないと思うので、書かない。

(2004年9月13日)

 

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